有限会社 堅設計事務所

建築物の構造設計とは-建築設計とは何をするのか?-

建築物とは

戸建住居・マンション・工場・役所・アパート・高層ビルなど、雨風等の自然から私たち人間を守り、かつその中で快適な生活、活動を行う場所。人間活動の基礎となる「空間」

建築物を人間にたとえると

建築のもっとも大事な要素は?

デザイン(意匠)・居住性・安全(火災、地震、台風)←協力して設計する(意匠設計者・設備設計者・構造設計者)

人は時と場所によって装いを変える。

建築とは環境

建築とは資産

構造設計者が担っている仕事

骨格や筋肉などに相当する強度を保ちながら、快適な空間を提供するという重要なパートを受け持っている。

構造設計者は関わった仕事が現在だけでなく、未来に残っていく仕事であり、台風や地震の時に自分たちの仕事が評価されるのだということを肝に銘じて仕事をしています。

建築に携わるプレーヤー

昔は木造建築は大工の棟梁にまかせていた。(設計と施工は区分されていない)
現在は一つの建築物を作るのに非常に多くの職種が関わっている。

建築主(事業主)・設計者・建設業者(協力会社)・検査機関・販売会社
  1. 建築主

    デベロッパー(事業主)といわれている会社等、どのような建物をいつまでにいくらの費用で建てたいかを示す。

  2. 設計者、設計事務所
    • 設計

      建築主の要望を建築物として実現する為に、計画を図面や仕様書などで示す仕事。(矛盾することのある建築主の要望を引き出し、整理し、制約のある工事期間と工事費の中で建築物を考える創造的な仕事)

    • 工事監理

      設計者の意図通りに造れるか確認する。

      設計事務所
      • 総合設計事務所 - 意匠、構造、設備
      • 意匠設計・構造設計・設備設計 - 別々の事務所が協力して行う
      • 建設会社 - 設計部門
  3. 検査機関
    • 特定行政庁 - 建築基準法に違反していないかを調べる
    • 建築主事(長崎県、長崎市、佐世保市)
    • 確認検査機関((財)長崎県住居・建築総合センター、日本ERI、国際確認センター 他)
    • 構造計算適合性判定機関(国際確認センター、建築構造センター)
  4. 建設会社

    工事(施工)を請け負う会社(工事に関して設計図で示された内容を実際の建築物として完成させる為に、協力会社の工程調整、安全管理、全体の工事管理が主な役目)

    協力会社
    大工 左官 とび 土工 コンクリート 石 屋根 電気 管 タイル・れんが・ブロック 鉄筋 鉄骨 板金 ガラス 塗装 防水 内装仕上 機械器具設 電気通信 造園 建具 水道施設 消防施設 政府施設 など
意匠設計者・構造設計者・設備設計者